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森で楽しむ(富士根北中学校)

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(2023.2.24)

今回は「森で遊び、森で楽しむ」というテーマのもと、中村さん、北里さん、小林さんとともに、富士根北中学校のかたかご学習(総合学習)に参加させていただきました。
今までは林地残材の活用方法などを生徒さんたちと一緒に考えて、基本を学んでいくような体験が多かったのですが、今回は間伐材を利用して少しだけ大掛かりな遊びを、森の中で体験できるような学習となりました。

まずは間伐材を使ってモルックというフィンランド発祥のボーリングのようなゲームの道具を作って遊びました。
スキットルと呼ばれる木製のピンとモルックと呼ばれる投げる棒を作り、棒を投げてピンを倒していきます。

また生徒さんたちはジップラインの経験もすることができました。
ジップラインとは自然の傾斜とそこにある木を利用してロープを張り、滑り降りるアクティビティです。
山の公園やそういった施設に行かないとできなそうな経験を、学校に隣接しているすぐ近くの森林でも体験することができる驚きを味わえたのではないでしょうか。

実は今回、社長は生徒さんたちと一緒に森での体験を楽みすぎてしまい、記録写真があまりありません。よほど楽しく遊ぶことができたのでしょう。
全体写真の右上に少しだけジップラインが見えています。あと見にくくはなってしまいますが、掲載していただいた新聞にもジップラインの写真が載っています。今度またこのような機会をいただいた際は、モルックやジップラインの写真も載せさせていただくので、ぜひ楽しみにしていてください。

少なくともわたしは、学校ではこんなにも森林のことについて学ぶ機会はなかったので、この大事な時期にこれだけ多くの経験をできたことが少しうらやましくもあります。
幼稚園の頃にはよく森を公園代わりにして遊んでいましたが、そのときの自然と触れ合った記憶というのはやはり心に残るものです。

このときの生徒さんたちは、このかたかご学習(総合学習)が最後となり卒業を迎えます。
隣接している森林だからこそ木を身近に感じ、木と自分との繋がりを見つけ、森の大切さをたくさんの生徒さんたちが学んでくれたのではないかと、社長も強く感じていることと思います。
このときの経験や感じたことを、いつかまた思い出して森を見つめてもらえる日を心待ちにして、木から木へ…人から人へ…次世代へと永く繋がっていくことを願っています。

そしてまた今回もありがたいことに新聞に掲載していただき、多くの方にこうした活動の大切さを知っていただくことができました。ありがとうございます。

記:ハヤシ

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