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人工林の森づくり体験

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(2024.12.12)
今回も中村さんと一緒に富士根北中学校のかたかご学習に参加させていただきました。
市内にある村山浅間神社でまずは1000年杉を見学し、そこから歩いて道中の森の様子を観察しながら活動場所に向かいます。

道中の森は暗く、管理や手入れが行き届いていません。そんな森の様子を見ながら、今回の活動場所ではなぜ間伐が必要なのかみなさんに考えてもらいながら進んでいきます。
やはり本で見るだけや、話しで聞くだけよりも、実際に自分の目で見て考えることで森への印象がだいぶ変わっていくのではないかと思います。

辿り着いた活動場所では4年ほど前にヒノキ苗木の植栽がされた森林を見学してもらいました。この植栽された土地にもご縁があって、実はこの場所、社長が森林組合で働いていたときに担当させていただいた森林所有者さんの土地なのです。ここでは当時、台風による倒木被害がたくさん起きました。倒れた木をそのまま放置しておくと木が曲がったり腐ったりして材として使用できなくなるのはもちろん、どんどん土地が荒れてしまいます。
この光景を見た社長は、せっかくここまで大きく育った木を無駄にはしたくはない!との思いで当時作業に取り組みました。まずは倒木処理を行い、その中でも使える木材は市場等へ持っていき、少しでも残った木(資源)を活用していきます。そして再びこの土地に新しい木を植え育て始めました。

学生のみなさんにはその植栽している木に触れてもらい、下刈り作業などの説明をして、ではなぜ隣接する15年生のヒノキ人工林は間伐が必要なのか自ら考えてもらうことで、その必要性への理解をより深めてもらえたのではないかと思います。 そして間伐の必要性を感じたところで、実際の間伐体験に入っていきます。倒す木を選び、切り倒す方向を考えて受け口を作ったら、みんなで協力してロープを引き、木を倒していきます。

 

やはり大人数で協力する作業をしたことで、みなさんからは木が倒れた瞬間大きな歓声が起こりました。
間伐がやみくもに木を伐る作業ではなく、森にとって大切な作業であることを、この体験を通して知っていただけたのではないでしょうか。

最後に伐った木の枝払いをして幹を運び出し、この日の作業は終了となります。
そして今回学生のみなさんが自分たちで伐り出したこの木を使って、3学期の焚火体験の授業が行われる予定です。

間伐体験は、なかなか普段の学校の授業や日常生活では触れることのできない体験です。その中で林業の大切さと必要性を感じてもらい、身近にある森を守りたいと思ってくれる将来の担い手が、少しでも増えてくれるといいなと思います。

記:ハヤシ

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